私と彼の歩く道


ねえ、郁斗。


いつか、言ってたでしょ?


優子に、ちゃんと謝れって…。



私、ちゃんと言えたよ?

エライ?


エライって、笑いながら頭を撫でてよ。


ひとつ、約束を果たしたからね…。




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