私と彼の歩く道


秋が終わりを告げて、寒い冬がやって来て、受験シーズンになった。


「香織、お互い頑張ろうね!」


「うん!いっちょ頑張ってくるわ!」



優子とは、利害関係なんてなく、純粋に“友達”が出来てる。


これも、郁斗と別れたお陰よ。


それがなかったら、優子とは今でも、仲直りは出来てなかったと思う。



だから、これで良かったんだ。


私は、私の道を歩くのみ…。




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