私と彼の歩く道


身長が高く、ガッチリとした体格をしている。


そんな郁斗に近寄られると、迫力あり過ぎなんだけど。


しかも、目鼻立ちの整った、甘いルックス。


その顔で、近付いて来ないでってば!


思わず後ずさりする私の腕を、郁斗は力強く掴んだ。


顔には、少し笑みを浮かべて…。


「お前さ、よく見ると可愛いな?」




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