私と彼の歩く道
揺れる心
ご飯なんて、喉を通るわけもなく…。
まして、午後の授業なんて、集中できるわけもなく…。
ずっと頭の中で、繰り返していた。
郁斗の告白を…。
もしあの時、“付き合って”、そう言われていたら、私はどうしただろう。
そんな風に、考える事自体が変よね?
付き合えるわけないじゃん。
なんて、そんな風に割り切れたら、どんなに楽かな…。