ん、大好きだよ。




――――――――――
――――――




「……朝…?」




カーテンの隙間から射し込んだ朝日の光のせいで、ふと目が覚めた。


俺の胸に顔を埋めて眠るひかり。


……あー、俺って幸せモノだなあ///


そして強くひかりを抱き寄せる。


ふんわり漂ってくる、シャンプーの甘い香り。


クラクラして…酔いそう(笑)




「……ん…」




その時、


ひかりの長いまつ毛がピクンと動いた。


…あ、起きた?


ひかりは、目をうっすら開けながら、

俺の存在を確認した。


そして、にっこり笑って、




「……おはよう、颯」




とびきり甘い声でそう囁いた。




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