ん、大好きだよ。




知ってたってか…、


うん、玲音からは聞いたよ?


遊園地…なんとことは初めて聞いたけど。


黙っていた俺に対して、首を傾ける。


そして、何やらぼそぼそ呟きはじめた。




「相澤さん、連絡してくれたんじゃなかったけ…」




…なんか、話が噛み合わない。


どうやってそれを俺が知ったのとか、どうでもいいんだよ。




「…なんで」


「……きゃっ」




思わず、つかんでいた腕を思い切り引っ張った。


バランスを崩したひかりは、

ベッドに足を引っかけ、俺の隣に手をついた。





< 29 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop