ん、大好きだよ。
***
「~~///」
「本当にごめんって」
やっと唇を離してくれたのは、
後ろの車がクラクションをならしてくれたから。
後ろのドライバーさんに感謝だよね。
「…ごめんな。ほんと、キスに夢中でさ…」
「…いいよ、もう」
しょんぼりしている颯を見る限りでは、
反省してるみたいだし。
それに、あんなのもいいな、って…思っちゃたし///
「ほんとごめんね?」
「もういいってば。怒ってないし」
深く謝る颯に、笑顔で答える。
颯は安心したように、"なら良かった" と、ふんわりとした笑顔で言った。
「あ、ほら。ついたよ」
「えっ、ここって…」
隣でシートベルトを緩めてる颯を見上げると、
得意気に照れ笑いした。