ん、大好きだよ。
私が真っ赤になりながら、スプーンでフレークをつつく。
颯はふんわり優しく笑って、話しかけてきた。
「ひかりさ、一人暮らし怖いって言ってたよね?」
「…うん…颯が泊まりに来てくれた時は怖くないけど」
「そっか…」
颯はなにかを考えながら、頬を赤らめた。
そして、
「俺も、引っ越して今一人暮らしじゃん。やっぱり寂しいし、それに……」
語尾にデクレッシェンドをかけてるみたいな言い方。
「ひかりと、夜も一緒にいたいなあ…って///」
「えっ…///」
「うん、だからね
ひかり、俺ん家に…一緒に住まない?」
いきなりの颯からの提案だった。