ん、大好きだよ。






さらに近くなった距離。


ちょっと視線を外せば、素晴らしい夜景が広がっている。






「…来年も来ような」


「うん、もちろん!約束だよ」






それから、今日でいちばんの笑顔を見せた。


俺もつられて微笑みかえす。






「……颯、好き」


「え?」


「好き」


「…ごめん、聞こえない(笑)」


「っ/// ……颯、だいすき」


「…ん、俺も」






それから、


外の夜景をバックに、甘い甘いキスをした。








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