ん、大好きだよ。
と、ひかりの体が小さく揺れた。
さっきよりも近くにひかりの香りが漂うのは、
ひかりが俺の肩に頬を乗せたから。
「眠い?」
「……ん」
とろんとした瞳は、さっきの大人な雰囲気じゃなくて、
いつもの、よく見せるかわいいひかり。
…やばい、まじかわいい//
「…おやすみ、颯」
「え、ちょっ…」
そう言ってすぐに隣から聞こえた規則正しい寝息。
あらら、寝ちゃったよ(笑)
こんなかわいい寝顔、一生見てたいかも…//
そんな欲望をおさえながら、大きなベッドにひかりを寝かせる。
それから…
「おやすみ、ひかり」
いつもの、お決まりのおやすみのキス。
…って言っても、寝てる時にすることが多いから、きっとひかりは知らない。
俺もひかりの隣に寝転んだ。