ん、大好きだよ。
□翌日
窓から差し込む太陽の光で目がさめる。
…って、家でもこんな感じか(笑)
目線を少しずらせば、小さく丸まって眠る俺のお姫様。←
携帯の時計を見れば、いつもより1時間程おそい。
……まあいっか。
せっかくのふたりきり。
"仕事"っていう鎖に縛られない今朝は、何だか幸せ。
「……ぅーん…」
ピンクでぷっくり膨らんでいる唇から漏れたかわいらしい声。
眉をさげながら、小さく動いた。
あ。
……やばい、どうしよう…。
………キス…したくなってきた//
「ひ、ひかり……!」
叫ぶように名前を呼ぶ。
だって…寝込みを襲うなんて嫌われるでしょ?
それに、止まんなくなると困るし(笑)
「……」
「ひかりってばぁ!」
「……んー…?」
今まで動じなかった長い睫毛を揺らして、重たそうに目を開いた。
…と同時にひかりの胸元に目がいく。
ゆるい服からはみ出て見える、黒い影。
うわー、うわー///
「ちょっ、ひかり!! 早く起きてっ!!//」
「え?もう起きてるけど…」
「いいからっ! あーもう朝っぱらから…もう//」
「??」