ん、大好きだよ。
「…ひかり、無理して俺んとこ待ってなくていいんだよ?」
「だって、颯に会いたくて…」
今は、夜の11時すぎ。
一人暮らしだった頃は、10時前には寝てたから、今は夢の中。
「無理しないで。眠たそうな目してるし(笑)」
「…そんなことないもん///」
せっかく颯と住んでるんだから、
颯が帰る時間にまでは起きていたい。
颯は、雑誌のモデルさんで、最近はテレビにも出てるくらいの有名人。
だから、こんな時間に帰ってくるのなんて当たり前。
「……ふあ~」
「ほら、あくびしてるし。先、寝てていいよ?」
「…や。颯と寝たい…」
「///じゃ、先にベッド行っててよ。お風呂入ったら行くから」
眠たい目をこすりながら、"うん"とだけ返事して
寝室にむかった。