記憶のパズル
ここからだと俺、結羽、椎、拓也と、拓未君と日菜、由依、竜介で別れることになった。



「バイバーイ」


「また月曜日ねー」



明日は土曜日なので学校は休みだ。



俺たちは郷のほうへ向かう。




拓未君、結羽が前で話していて、俺たち3人はその後ろを椎を真ん中にして歩く。



前は何やら楽しそうだ。



俺たちはなかなか会話が進まない。




「なんか、椎静かだよな」



拓也が話を切り出してくれる。



「そう?」


「確かに」


俺も拓也に同意した。



「なんか私がいっつもうるさいって聞こえる!!」



少し怒った口調で椎が声を出す。
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