記憶のパズル
今日は竜介が先頭をきっている。



まあ、誘ったのは竜介だし当たり前か…。





「あれ?陽は?」



日菜が聞く。



みんなが陽がいないことに気づいたのは駅のホームについてからだった。



きづくの遅い…(自分から言えばいいのも)。




「あー、なんか連絡録れなくて…」



「えー?!竜介が番号知らないって訳じゃないよねー?」



竜介に疑いの目を向けて竜介に迫る由依。



おお…。結構大胆…。




「違うって!!電話も出ないし、メールも返信しないしで…」



「ただ単に気づいてないだけかも知れないわね」




陽…どうしたんだろう。




拓也は電車に乗るまで一言も喋らなかった。
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