記憶のパズル
私たちは35号室に入り、順番にドリンクを入れに行っていた。




今は由依と日菜と竜介が行っている。




大勢で行ったらなかなか入れらんないもん…。




その間に私と拓也は食べ物のメニューを見ていた。




「おいしそー…」



「ぷ…」




反射てきに拓也のほうを見ると口をおさえながら肩を揺らしている。




笑ってるな…。




「何…」


「いや、美味しそうって…」


「え?」




それは心で思っていたこと。



まさか…。声に出てた…?
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