記憶のパズル
「…っ───」




顔が赤くなるのがわかる。



穴があったら入りたい…。




「ち、違うっ!いや、違わないけどー…」




あーだこーだと言い訳をならべる。


言い訳をしている最中、拓也は声を出さずに笑ってた。




拓也は笑いながらも「はいはい」と返事をする。




もうやだ…。


顔はほってっていて顔がまだ赤いことがわかる。




「おまたせーい!」



「あれ?」




竜介が勢いよく扉を開け、元気よく入ってくる。


後ろから由依が不思議にこちらを見ている。
< 146 / 214 >

この作品をシェア

pagetop