記憶のパズル
廊下に立ってクラスの中をよそよそしく覗いている女子生徒。



岡本は無言で立ち上がる。



そのまま廊下に歩いて行った。




「…なに?」


「あの、……に……くれ……」




窓に近い席で食べようとしていた俺たちには会話は聞こえなく。


岡本は女子生徒についていってしまった。




「あ、椎行っちゃった」


「……」


「どうしたんだろうな…」




廊下を見つめる3人。


岡本を心配しながらも弁当を食った。









弁当を食べ終えたら暇になる。


そこからは世間話をすることに。
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