記憶のパズル
お盆を挟んで私が部屋の奥に座る。





「…なんかさ、ボーッとし過ぎじゃない?」




「う"……」





なんかその言葉聞くの本日二回目…。





「そんなにボーッとしてる?」





コクンと頷く陽。



私はガクッと肩を落とす。





「……あ、ごめん」



「ううん。本当にそうみたいだし…」





あはは、と苦笑いをする。
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