記憶のパズル
伊織とは小学校と中学と高校1年間の同級生。





まあ、世に言う親友だ。




「…なに?」




『あのさ、普通もしもしって言うべきじゃない?』





電話の向こうで笑う伊織。




「用があって電話してきたんじゃないの?」





『いやー、特に用事は無いんだけど…』




「じゃあ切るぞー」



『えー…陽冷たいよー』
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