近くに居るのに。

**逃げられない呪縛のような恋。




ーーーしんside


「おい、俺にも言ってくれよ…イギリスのこと」

「あっごめんごめん♪」



俺は今れのを送り出すために空港に来ていた。


今日までれのは俺にイギリスのじいちゃん家行くのを知らせてくれなかった。



「しんは俺のことまで考えなくていいんだよ♪」

「れの…」



れのは自分の金髪をくしゃくしゃにした。



じいちゃんの血がれのは濃いからじいちゃんの金髪が遺伝したんだよな。





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