近くに居るのに。



「でも、三年生だしたった一日でも大事にしたいからさ!用意はある!制服だって運ばれたときのあるし…」


うちは精一杯お兄ちゃんを見つめた。



「ママはいいわ」

「俺もだ。ひよりの大事にしたいって気持ちに感心した」


ママとパパは笑ってる。


「気をつけろよ?」



しばらくすると学校に着き車のなかで制服に着替えて車から降りた。





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