近くに居るのに。
「それをしんは信じるのか?誰だって頭撫でられたら照れるだろ」
「彼氏じゃないにしても俺は嫌われてる、ひよりに。酷いフリ方したし…」
俺はあんまりにも気力がないしんに対する怒りが頂点に達した。
「いい加減にしろよ!」
「!」
「お前さ!勇気とか持てねーのかよ!少しは自分に自信持てよ!」
俺は屋上を飛び出した。
イライラはしてるけど、二人のためには尽くした。
ひよりの役に立てたかな。
後はお前等次第。