近くに居るのに。
「嫌だ!気が済むまでやめない!」
波瑠ちゃんは土下座をやめてくれない。
うちがまた止めてって言おうとしたらかれんがうちを遮った。
「今更何よ!」
「!…ごめんなさい」
「ひよりはね!死にそうになったのよ?何よのこのこ出てきて…謝ったり土下座して済むことじゃないんだから!」
かれんは土下座をしている波瑠ちゃんに怒鳴った。
「ありがとう。かれん。大丈夫だから…」
かれんは分かったって言って席についた。