近くに居るのに。



「なんだそりゃ!しん可愛い!」

「真琴くん!うちは真面目に心配なの!熱でもあるんじゃ…」


うちは軽く話す真琴くんを睨んだ。


まったく。



「何騒いでるの?」

「おっ!ご主人様じゃん!ひより」


ピクッ


しんがピクッて動いた。



「おはよ…」

「はよ」


しんはやっぱり目線を逸らす。





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