近くに居るのに。



「ひ、よ、り☆」


うわ!こいつ気づいてるよ。


「しんくん。きっと嫉妬だなそれは。嫉妬ばかりしてると嫌われるよ!」

「うるせ」


俺は真琴から目線を逸らした。


「まあ元に戻ったみたいだな!良かった!」

「ああ、サンキュ」

「おう。じゃあ俺帰る」

「あーい」


俺が時計を見るともう放課後。



俺も帰ろ。



俺はベッドの下の上履きを履いて保健室を出た。



ってか俺は何時間寝たんだ!?





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