近くに居るのに。



「俺は約束を忘れてない。絶対に…。ただそれだけ。おやすみ…ひより」


お兄ちゃんはただそれだけ言ってベッドを離れた。


「おにーちゃあん」

「おっひより!やぱ起きてたか♪」

「大好き!」


うちはお兄ちゃんに飛びついてた。



ブラコンとシスコンの感動の再会みたいになってるがな!



お兄ちゃんは裏切ってなんかいない。



明日の文化祭頑張れそう。


これも、





しんのお陰だよ?


ありがとう、しん。





< 38 / 259 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop