近くに居るのに。



バサッと音を立ててベッドにダイブした。


「はあ…上手くいかねえって……やだ…」


俺の髪型は綺麗にセットされていた髪がつぶれてペッタンコになっていた。



「しん、どした?」


ドアが開けっ放しだったかられのが入ってきた。


相変わらず母親みたいな奴。


俺達は二人で母親似だからな。


「ひよりん絡み?」

「……ん」

れのはバサッと俺の横に寝っ転がった。


「なーにやってんだよ?ダメじゃんか♪ひよりんいじめちゃ♪」


れのはわざとらしく明るく俺を注意した。





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