近くに居るのに。



――――――
――――
―――


「しん」


波瑠が俺の家に来た。


服装がかなりぶりぶり過ぎて引いたことは黙っておく。



「しん〜私お姫様抱っこされたいなあ☆」

「お姫様抱っこ?」

「うん!早くぅ」


お姫様抱っこ頼んで来るやつなんていんだな。



「俺トイレ行くわ」

「もう!ぶー!」


頬っぺたを膨らませた波瑠をおいてきた。





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