きっと私の身体はジェリービーンズでできている。
1・猫と猫の描く女体について
突然
目の前に
チューブの絵の具を
ギュッと
絞り出したような
カラフルな
ジェリービーンズが
パラパラと
空から降ってくる
…絶句して立ち尽くす
2、3粒が
頭に当たって落ちる
「もう…猫でしょ!」
私はアパートの2階を
見上げる
コツンコツンと
音をたてて
ビーンズは
落ちる
それが
全て落ちた頃
ひとつの
部屋の窓が
カラカラと音をたてて
開いて
スイ、と頭がでてくる
金髪に近い
アッシュブラウンの
髪の毛が
太陽の光に
透けて
キラキラしてる
「…何怒ってんの」
猫は
悪びれた様子なく
満足気に
私を見つめてる
また
絵、描いてたのかな
えらそうにして
顔に絵の具ついてるし
…可愛い
私は端正なその顔から目が離せない
強引で
猫のように気まぐれで
才能があって
不思議な力を
持っている
目の前に
チューブの絵の具を
ギュッと
絞り出したような
カラフルな
ジェリービーンズが
パラパラと
空から降ってくる
…絶句して立ち尽くす
2、3粒が
頭に当たって落ちる
「もう…猫でしょ!」
私はアパートの2階を
見上げる
コツンコツンと
音をたてて
ビーンズは
落ちる
それが
全て落ちた頃
ひとつの
部屋の窓が
カラカラと音をたてて
開いて
スイ、と頭がでてくる
金髪に近い
アッシュブラウンの
髪の毛が
太陽の光に
透けて
キラキラしてる
「…何怒ってんの」
猫は
悪びれた様子なく
満足気に
私を見つめてる
また
絵、描いてたのかな
えらそうにして
顔に絵の具ついてるし
…可愛い
私は端正なその顔から目が離せない
強引で
猫のように気まぐれで
才能があって
不思議な力を
持っている