きっと私の身体はジェリービーンズでできている。
昨夜のことは


あまり他人に言えたことじゃないけど


幼馴染みの青子にだけ
打ち明けた


お気に入りのカフェレストランで


私は
ハチミツピーチティー


青子は
ロイヤルミルクティーを頼んだ


猫の事を話すと


珍しく青子は
神妙な顔をした


「女は寝ると
気持ち持ってかれるからねー

…実際、ジュン、もう猫君の事好きでしょ」


青子はショートヘアが
似合うなぁーなんて

考えていたから


ズバリ聞かれて
むせた


「ケホッケホッ、
いきなり何言うのよ!」

ちょっと~大丈夫?

哀れむような目をして
青子が

私の背中を擦る


「ごめん、大丈夫
でも、正直
猫の事を好きでセックスしたのかが…わからない」


自分の事なのに


…不思議だった


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