きっと私の身体はジェリービーンズでできている。
「問題は背広男じゃない?」
青子が
突然言う
「…な、なんでよ」
背広さんの事
すっかり忘れてたけど
キスマークつけられてるんだよね…
「…それ
背広男がつけたなら
相当なヤリ手だな」
青子が私の首元を見つめて言う
私は慌てて襟元を
正した
「見えてた?!」
「見えてるも何も…
襟つきのシャツ着ても
ギリギリ見える位置に
…わざとだね」
は、恥ずかしい…
どこかでスカーフ買って帰ろ
青子は長い足を
組み替えて
自信満々に言い放つ
「そういう男は
狙った獲物はあきらめない
…帰り道待ち伏せされるかもね」
ハチミツピーチティーの中の氷が
カラン、と落ちて
自分があまり
手をつけていない事に
気付く
今日の私には
ハチミツが
甘すぎるように
感じた
青子が
突然言う
「…な、なんでよ」
背広さんの事
すっかり忘れてたけど
キスマークつけられてるんだよね…
「…それ
背広男がつけたなら
相当なヤリ手だな」
青子が私の首元を見つめて言う
私は慌てて襟元を
正した
「見えてた?!」
「見えてるも何も…
襟つきのシャツ着ても
ギリギリ見える位置に
…わざとだね」
は、恥ずかしい…
どこかでスカーフ買って帰ろ
青子は長い足を
組み替えて
自信満々に言い放つ
「そういう男は
狙った獲物はあきらめない
…帰り道待ち伏せされるかもね」
ハチミツピーチティーの中の氷が
カラン、と落ちて
自分があまり
手をつけていない事に
気付く
今日の私には
ハチミツが
甘すぎるように
感じた