きっと私の身体はジェリービーンズでできている。
「あなたのお父さんから
私を…奪ってよ」
あのヒトは
徐々に
自分を
俺だけのものにしてくれと
せがむように
なっていた
「…できないよ」
やんわりと
答えたつもりだった
急にあのヒトが
唇を重ねてくる
「痛っ…!」
離れたあのヒトの唇に
血がついている
指で自分の唇に
触れてみると
少し切れている
「…そんなトコロ
自分じゃ、噛めないわよ」
肩を震わせて
フフ…と笑う
シーツで隠れていた
白い乳房が
あらわになる
自分の中の
血液が
ゾワゾワと
波打つような感覚
それでも
俺には
何もかもが
新鮮で
背徳心でさえも
俺には
刺激的で
私を…奪ってよ」
あのヒトは
徐々に
自分を
俺だけのものにしてくれと
せがむように
なっていた
「…できないよ」
やんわりと
答えたつもりだった
急にあのヒトが
唇を重ねてくる
「痛っ…!」
離れたあのヒトの唇に
血がついている
指で自分の唇に
触れてみると
少し切れている
「…そんなトコロ
自分じゃ、噛めないわよ」
肩を震わせて
フフ…と笑う
シーツで隠れていた
白い乳房が
あらわになる
自分の中の
血液が
ゾワゾワと
波打つような感覚
それでも
俺には
何もかもが
新鮮で
背徳心でさえも
俺には
刺激的で