わけあり女と暴走族



和馬side





舞花さんの言う通りだった。





なんで…





なんで信じてあげられなかったんだろう…





あんなに最低なことをした聡さんを尊敬しているなんて。





ありえねぇ。





だから舞花さんは1人で考え込んでいたのか…





今まで一緒にいたのに…





なんで俺は分からなかったんだ。




分かっているようなふりして、全く分かっていなかった。





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