俺と先生のイケナイ関係
「うん。渡辺(わたなべ)ってゆう大学の友達から誘われたんだ。渡辺の弟とその友達を車で海に連れてくことになっちまったから、お前も来いって…」



渡辺って…俊也の苗字だ。

そーいえば、俊也の兄貴に車出してくれるか頼むって言ってたな…






「それにしても、すごい偶然ですね。」

「だな。渡辺の弟とお前が同じ高校で友達なんだろ?渡辺と俺も、同じ大学で友達だし」


世間は狭いつーことか。







「おはよっ」




すると、俺たちの目の前に舞が駆け寄って来る。





「…おう」


俺は軽く挨拶をした。



「早いな」


優しい口調で言う代々木さん。






「うん。ちょっと近くで用があって早く終わったから、そのまま来ちゃった〜ってゆーか、ゆかりから聞いたよ!海行くんだって?」


!!

そう言って、俺の前にしゃがみ込む舞。






「え…?ゆかり?」

「そう!佐藤ゆかり!横山くん、ゆかりと同じクラスでしょ?前にも言ったじゃんっ」
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