俺と先生のイケナイ関係

海②

ブォォォ――ン……



ワイワイ

ガヤガヤ





とりあえず、無事待ち合わせ場所に到着した俺と澤田。

約束通り…澤田は代々木さんと運転を代わってもらい、俊也の兄貴の車と二台で海に向かって出発した。


俺は代々木さんの方の車の助手席に乗ることにした。

後ろには力と澤田しかいない…(汗)





「なんだぁ〜こんなことならワゴン借りることなかったかな?」


足を組み、さっきコンビニで買ったビールを飲む澤田。



朝っぱらから酒飲むなよ(汗)







「ま、いーじゃん♪俺らの貸し切りにしちゃえば♪」

「まあね〜」


澤田の隣で力がチャラい感じのオーラを出しながら言った。


広い席なのに力と澤田は隣同士で、しかも力が澤田にくっついて座っている。

俺は二人の様子を、バックミラーでちらちらと見ていた…







「なぁ葵斗…」




すると、隣で運転している代々木さんがタバコに火をつけながら言った。
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