俺と先生のイケナイ関係
千穂と会話なんて一切してない。

ただ俺が千穂を犯しただけ。


本当最低だ…




だけどそれでいい。

最低でいい…


自分が満足できればいい…


相手なんて関係ない。






そうだったのに……










気がつくと…

俺は外に出ていて、お気に入りのあの場所に来ていた。


ガサゴソとタバコを探す。



つーか、さっき吸ったタバコが最後の1本だったんだっけ…

俺は舌打ちをしながら、ポケットに入っていたタバコ空き箱をグシャっと丸める。









千穂とヤっていた時…

なにも考えていなかった。


ただ頭が真っ白で…

夢中になっていた。



けれど…

絶頂に達した時…ハッと我に返った俺は・・・

性欲が満たされた満足感よりも…ある感情の方が大きく芽生えているのがわかった。


それと同時に…

あいつの顔が鮮明に浮かんできたんだ・・・
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