俺と先生のイケナイ関係
「私も私も!」


澤田に集る姉たち。






「シッシッ」


姉たちを手で追い払う澤田。





カニって…

さっき遠山からもらったカニだよな…?


もしかして・・・澤田のやつ、あのカニを隣の住人にあげたのかな?

つーか、今の会話ならそれしか考えられねえよな…








「見て〜!ケーキだよ〜」


隣の住人からお返しにもらった物は、どうやらケーキだったらしい…

姉たちのテンションはMAX。もうケーキの取り合いを始めている。





澤田…

俺に気を使ってカニを隣にあげたんだな。


さっきホームセンターに自ら進んで行ったのは、カニをあげるのもあったんだ…







「ねぇ…」

「ん?」


食器を洗いながら、隣にいる澤田に声をかける俺。

澤田は食器を拭きながら、俺の方に顔を向ける。
< 305 / 420 >

この作品をシェア

pagetop