俺と先生のイケナイ関係
澤田が急にいなくなちまうんじゃないかって…



俺らの繋がりが薄すぎて…


いつこの生活がなくなっても、おかしくない気がする。





別に、俺と澤田は付き合ってるわけじゃないし…

一緒に住む理由なんか、ないっちゃないし…


いつ澤田が出てっても、不思議じゃねえんだ……









でも今はもう、澤田と一緒にいることが当たり前になってきてる。


だから余計に怖いんだ。










カタ

カタカタ




ん………?






かすかな物音で目を覚ます俺。



最初に目に飛び込んできたのは、白い天井…

天井からゆっくりと窓に目をやると、カーテンから太陽が差し込んでいた。








「ふぁ…」


あくびをしながら体を起こし、腕をポリポリと掻く。
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