俺と先生のイケナイ関係
「おはよー」




キッチンから澤田がひょこっと顔を出す。







「…よぉ。起きんの早いな。昨日遅かったんじゃねぇの?」

「まーね。でも連休最後だし…寝てたらもったいないから、早起きしちゃった〜」




時計を見ると、まだ8時過ぎ。


俺も目覚めちゃったし…起きるか。



肩をコキコキと鳴らし、キッチンでタバコに火をつける。







「…あれ?なんか作んの?」


キッチンには、卵やら野菜やらの材料が並べてある。





「うん!朝ご飯!」


俺に笑顔でそう言ったあと、澤田は冷蔵庫をあけてなにかを探り始める。






「…澤田が朝飯作るなんて珍しいじゃん。まぁ、美和さんたちがいる時はしょーがないにしても、俺とふたりきりの時はそんなことしなかったくせに…」



ずっと聞きたかったことを、さりげなく聞いてみた。

最近まで美和さんと美香さんがいて、とてもじゃないけど聞ける感じじゃなかったし…





「ん?なんかねー、どうしてもパンケーキ食べたくってさ〜」

「パンケーキ?」
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