俺と先生のイケナイ関係
「横山くん…」




鼻歌を歌いながら、澤田が俺を呼んだ。






「何?」

「コンビニ…近くにあるの?」

「…あるけど‥そこはうちの学校の生徒がよくたまってるから、行かない方がいいよ」

「…どして?」


「だって‥俺と先生が2人でいるところ、誰かに見られたらヤバいだろ?ちょっと歩くし暗い道だけど、駅から離れたコンビニ行った方がいいと思う」

「そっか…うん、そだね」

「…さすがに女ひとりじゃ危ねーよ、あそこは‥」



この前ちかん騒ぎがあったらしいし…


ま。澤田なら大丈夫かもしれねーけど(汗)一応…





「横山くん…」




「…ん?」


クルッと澤田の方に、首を向ける俺。












「…ありがとね」







澤田はそう言って、ニコッと笑った。
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