俺と先生のイケナイ関係
「でもさっきから見てるけど、流れ星なんかちっとも流れてこないよ〜やっぱり流れ星とかって、山奥とかじゃないと見れないのかな?」

「かもな…」



少し残念そうな顔をする澤田。


酒が入ってるからか、少し頬が赤い…

それがちょっとかわいくて、ちょっと色っぽかったりする。








「あのさ……ちょっと話があるんだけど・・・」


酒が入ったグラスを眺めながら、ボソボソと言う俺。




「ん?…なに?」


澤田は不思議そうな顔をして、こっちを見た。







ずっと言わなくちゃいけなかったことを…言わなくちゃ…





「…その・・・ゴメン。」

「え?何が?」

「……いや、あの・・・遠山………さんのこと…」

「遠山さん?」


澤田の表情は、俺が“遠山”のことを話すなんて思ってもみなかったって顔。






「その……遠山のことで‥俺、澤田にひどいことたくさん言っちまったりしただろ。カニくれた時とか…マンションの下で遠山と会った時とか。それをずっと謝りたくて…」

「・・・・」



こっぱずかしくて、正直澤田の顔はもう見れない(汗)

でも見なくてもわかる。

澤田はきっと今、驚いた顔をしてる…
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