俺と先生のイケナイ関係
偶然って言っても…ココはめったに人は通らないから、不思議に思ってたんだけど…






「ああ、あの時ね!」

「偶然に俺を見つけたんじゃないよな…?」

「うーん‥下駄箱で偶然に見かけたんだよね」

「下駄箱?」

「そう。ほら…私前に住んでたアパート、家賃滞納して追い出されたって言ったじゃない?」

「…うん(?)」

「だから住む部屋を探してたわけよ。一応不動産屋回ったんだけどさ…この辺どこも高くて・・そしたらさ〜葵斗のご両親はいくつもマンション経営してるってことを小耳に挟んでさー!」



・・・(汗)

まさか…






「経営してるマンションのどれか、安く貸してもらえないか葵斗に頼もうと思ってたら〜なんと葵斗がひとりで下駄箱にいるからさ〜後を付けたわけよ」

「・・・・(汗)」

「そしたらさ〜ココにたどり着いて〜…しかも葵斗がタバコ吸い始めたから〜“お。これはチャンス♪”とか思って♪頭ひねって、葵斗の弱み握って‥居候させてもらったってわけ」

「……へー(汗)」



やっぱりか。

んなことだろーとは、途中からわかったけど(汗)





「でも、最初は葵斗のこと好きになるなんて全然考えてなかったなー。とりあえず生活するのが最優先だったし…けど、葵斗んち居候して良かった〜♪じゃなきゃ今こんなことしてないもんねっ」


俺の腕にじゃれつく澤田。

なんかちょっと動きが猫みてぇ…(笑)
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