俺と先生のイケナイ関係
「ねぇ…私・・まだ居候してもいい?」

「え…」


澤田はぽつりとそう言った。






「ほら…私たち付き合ったわけじゃん?でも、一応私は教師で・・葵斗は私の生徒じゃない(汗)?だから一緒に住むのはヤバいかなーって…もしバレたら、葵斗に迷惑・・」

「んなもん…バレたてから考えりゃいいんじゃね」

「え…」


俺の言葉に、澤田の動きがピタリと止まる。





「俺は別に、お前と付き合ってることも‥一緒に住んでることとかも、もしバレたとしても別に迷惑とか思わねーし。それにもう“居候”とか言うのやめろよ(汗)」

「え。じゃあ何て?」

「…“同棲”じゃね?」

「………」



あれ…

反応が返って来ない(汗)




「ゔ……(汗)」


澤田の方に目をやると…澤田は俺をキラキラした目で見つめていた。





「な、なんだよ…(汗)」

「いやーん♪葵斗ちょーカッコいいー!さすが私の彼氏だよ〜」

「・・・(汗)」


そうゆうことは、心の中で言ってくれよ(汗)

どうリアクションすりゃあいいんだ…





「――っと、私はそろそろ行かなくちゃ!」


右腕にはめた腕時計を見て、まだ半分も吸っていないタバコの火を消す澤田。
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