俺と先生のイケナイ関係
力とは中学から一緒だし、一番付き合い長いから…

俺のちょっとした変化わかるんかな…


恐るべし友達。(汗)






「あーわかった♪なんで葵斗が今日ごきげんなのか」

「何何?」


!?

力の言葉に、俊也が食いつく。

“わかった”って……

何を(汗)






「葵斗、お前……」

「・・・(汗)」

「…今日バイトの給料日なんだろー?」

「………は?」


ニカッと笑う力。




「お前次の給料入ったら、新しいゲームソフト買うって言ってただろ?だからごきげんなんだよなっ!」

「へー。ソフト買って飽きたら、俺にも貸してくれよ♪」

「・・・・」


「あーそうだ!葵斗『そろそろ冬服が欲しい』ってこの前言ってただろ?俺いい古着屋見つけてさー。葵斗が給料出たなら、今度3人で行こうぜ♪」

「いいね♪行こ行こ」


キーンコーン

カーンコーン



「予鈴だぞ。お前ら…(汗)」




力の話を強制的に終わりにするかのように予鈴が鳴り、力と俊也は自分の席に戻った。




力とは長い付き合いだけど…

コイツは俺のことなんもわかってねーな、きっと…(汗)



力の席は、俺の席の前。

俺は力の背中を見ながらそう思った…





ガラガラガラ…


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