‐NAIAD story‐
「お前の中にある闇の民の力がよみがえった様だな!!」
「どう言うことだ…!?私に闇の民の血が流れていると言う事なのか…??」
「物分りがいいな!そういう事だ!…、時間がないからこれでさらばだ。そこまで急いでないけどね!!」
「急いでないんかいっ!!!」
またグルドは突っ込んでしまった。
「おっと、一つ言い忘れていた。クーダル国の封印をといた者は闇の呪いがかかるぞ。つまりお前は呪いにかかった。呪いが全身にまわったら死ぬ。お前に真実を教えてやろうと思ったが、死ぬなら無理だな!」
そして笑いながらアーガスとリンゼは黒い霧の中に消えていった。
グルド達にかかっていた魔法が解かれた。
ミリアのもとへ走った。
「大丈夫か!?」
「凄い魔力を感じる…。はい、武器拾っといたよ!」
「…。どう言うことなのか説明してくれ。」
「………………。」
ミリアはさっきの出来事があまりにもショックすぎて言葉が出なかった。
するとまた左目辺りに激痛が走った。
「黒い模様…。」
ミリアの左目のまわり黒い模様が少しだが浮かびあがった。
「…。呪い…だな。」
「とりあえず、宿屋にいこう!!!」