‐NAIAD story‐
ミリアはナイアウルフにアーガスを攻撃させた。
しかし、アーガスは『死の囁き』を唱えた。
ナイアウルフはその場に立ち止まり、もがき苦しんだ。
そして小さな光りになって水のクリスタルに入った。
水神にもあの魔法が効くのか……。しかも効果が早い……。厄介だな。
でも…進むしかないんだ!!
「お前が最後の望みだ……。いと高き水神よ、我に力を貸し、我に力を示せ!水神迷質『スイレン』!!」
目の前の大きな水溜りができた。
レイスはそれに触れた。
すると、スイレンはナイアスに姿を変えた。
「俺達も最後の力を振り絞るぜ!!!!!」
「私達はミリアを守るよ!!!!」
「……。仲間を信じろ。」
レイス達は武器を構えた。
「烈火の強剣技、≪ファイヤーストーム≫!!!」
「上氷魔短剣、≪フリーズダガー≫!!」
「…雷神の真奥義、≪千本雷針≫」
一斉にアーガスに攻撃をした。
ナイアスも『造水形』をしはじめた。
水剣を造りあげた。
レイス達は一斉に攻撃したが結界で跳ね返されてしまった。
「そんな弱い攻撃で結界は壊せないんだよ!!!!!!!」
しかし、アーガスはミリア達に気を取られナイアスの存在を忘れていた。
ナイアスは波を造りあげ、凄い速さでアーガスに向かった。
水剣は結界を突き破り、アーガスの胸に刺さった。
「うがぁぁっ……!?図ったなっ………!!!!!」
アーガスは倒れた。
アーガスと闇のクリスタルは分裂しはじめた。
闇のクリスタルは怪しく光っている。
ミリアは闇のクリスタルに近づいた。
触れようと手を伸ばした時、
「悪魔に近し神よ、我に力を与えたまえ、<石化の光>!!!!!」
アーガスはまだ生きていた。