愛しの先生は旦那様




そりゃもう鈴宮とおるに対抗心というか、さっさと出て行けオーラを出す先生。


やめなさい。
大人のくせして。



「そうなんですか。僕、寧々さんのことすごく気にいっていたのに」



……え、そうなの?
初耳でーす。


って俳優にそんなこと言われる私ってモテ期ってやつ!?



「寧々は俺のですから」



先生はすかさず私の前に出る。


……いやいや、だから対抗心燃やすな。

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