愛しの先生は旦那様




寧々をお姫様抱っこして寝室へ。


ゆっくりベッドに下ろした。
本当にお姫様みたいだ。



「昼間っからこういうこともアリだな」

「ち、違うよ?私はそういうことをしたいんじゃなくて…えっと、ただ先生と一緒にいたいだけ、です」

「はいはい、わかってるよ」



寧々の言いたいことはわかってる。


寧々は寧々なりに俺との時間を作ろうとしてくれている。



俺は寧々がいてくれればそれだけでいいんだけどな。


でも、ありがとう。

その気持ちがすごく嬉しい。

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