愛しの先生は旦那様





「ユズ~すべり台~」



ユズちゃんはすべり台で遊んでいる。




二人きり。

妙に沈黙が続く。



「なんでだろうね。こうやって話さなくても天野さんといると落ち着く」

「……不思議だね」

「…うん」

「そ、そろそろ帰らないと」



立ちあがると腕を掴まれた。


< 232 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop