愛しの先生は旦那様

二人の家




「寧々、起きろ。ついたぞ~」



先生の声に起こされ目が覚める。
車の中でいつの間にか眠ってたみたい。


起きると甘い香りがした。
この香り、眠気を誘うんだよな~…。



「んー…ここ、どこぉ?」

「まだ車ん中。起きないならここに置いてくぞ」

「…起きる!!」

「いい子」



先生は私の頭をよしよしと撫でた。

……子供じゃないっつーのっ!!


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